ドラマ『silent』が大ヒットし、話題となっていますね。
silentの脚本家は生方美久さんで、劇中ではスピッツの懐かしい曲が使用されたりと、他のドラマとは一線を画している点も人気の理由のようです。
また、生方さんは看護師として働いていたことがあるそうなんです。
そこで気になるのが、なぜ看護師から脚本家になったのかということだと思います。
この記事では、以下の内容をまとめていきます。
・生方美久とスピッツの関係は?
・生方美久は看護師からの経歴
・生方美久が脚本家になった理由
生方美久とスピッツの関係は?
生方美久さんが脚本を手掛けるドラマ「silent」では、劇中にスピッツの楽曲がたくさん使われています。
単純に、スピッツの楽曲が素晴らしいということもありますが、生方さん自身がスピッツのファンだということが大きく影響しているようです。
というのも、「silent」の登場人物の名前がスピッツの曲名を連想させるものばかりだからです。
◆青羽 紬(あおば つむぎ)
・青羽→「群青」と「若葉」
・紬→「つぐみ」
※紬の誕生日である4月28日の誕生花は【サクラソウ】ということが判明!
◆佐倉 想(さくら そう)
・佐倉→「チェリー」
◆戸川 湊斗(とがわ みなと)
・湊斗→「みなと」
◆桃野 奈々(ももの なな)
・桃野→「桃」
・奈々→「ナナへの気持ち」
また、ドラマのストーリーは『楓』になぞらえているのでは?との噂もあります。
というのは、生方さんのTwitterにこのような投稿があったからです。
スピッツの「楓」みたいなお話書いてるので毎日泣いてます。むだな涙にならないように努力します。
— 生方美久 (@ubukata_16) March 18, 2022
このツイートは2022年3月のものなので、10月放送の「silent」の脚本である可能性は十分にありますね!
生方美久は看護師から脚本家への経歴
生方美久さんは群馬大学医学部保健学科を卒業後、大学病院の産科で助産師として働いていましたが、3年間務めた後退職しています。
その後、群馬県高崎市の『シネマテークたかさき』(ミニシアター)でアルバイトをしながら、独学で脚本を書き始めました。
当初は映画監督志望だったこともあり、2019年には「NCW(ニューシネマワークショップ)」のクリエイターコースのベーシックを受講しています。
2021年の春に上京するまでに、生方さんは様々な賞を受賞しています。
・伊参スタジオ映画祭シナリオコンクール2019『5月と春の花』奨励賞(中編の部)◆2020
・伊参スタジオ映画祭シナリオコンクール2020『煙に隠して』奨励賞(短編の部)
・第46回城戸賞『ベランダから』佳作◆2021
・第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』大賞
・第47回城戸賞『グレー』準入賞
上京後に看護師としてクリニックで働きながら、執筆活動を続けていました。
2021年には【大賞】【準入賞】などの結果を出し、2022年8月にクリニックを退職しています。
そして、2022年10月から放送のドラマ「silent」の脚本を務めています。
そんな生方さんが最も尊敬しているのは、脚本家の坂元裕二さんで、
坂元裕二さんみたいに、唯一無二といわれる脚本家になりたい
と語るほどでした。
坂本さんは、
・西遊記
・最高の離婚
・大豆田とわ子と三人の元夫
・世界の中心で、愛を叫ぶ(映画)
・花束みたいな恋をした(映画)
生方さんが大賞を受賞した「フジテレビヤングシナリオ大賞」も、坂本さんが大賞を獲得したことがきっかけなんだそうです。
脚本家・生方美久が誕生したのは、坂元裕二さんの存在が大きいのは間違いなさそうですね!
まとめ
「生方美久とスピッツとの関係は?看護師から脚本家への経歴も!」と題してまとめていきました。
生方美久さんが看護師から脚本家への道を歩みだしたのは、坂元裕二さんの影響が大きかったことが分かりました!
また、スピッツとの関係は、生方さんがファンであるということのようでした!
あれだけ繊細に緻密に盛り込まれていたなんて、感動すら覚えます。
脚本家としての経歴は浅いですが、今後が楽しみな脚本家さんですね!
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
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